草木染について
<一般的な染色条件>
一般的に、染める素材の同量の草木を使用して濃い色合いを染めます。草木は煮だして、色素を抽出します。
<染色前の処理について>
綿・麻・レーヨンなどの植物染料は、染まりづらい素材です。
そのため、1回の染色で濃くするために前処理としてソルバックスPS-900(化学薬品)で処理後に染めることをお勧めしております。
なお、絹・羊毛などの動物繊維に濃染処理を行っても問題はありません。
手間がかかりますが染色を重ねて、濃い色に染めて問題はありません。
<考慮事項>
草木染は、確立された手法がございません。
お客様で、参考にされている資料及び習われた手順で染めをされても問題ありません。
また、弊社がご提案の染色手順を適宜変更されてもかまいません。
<混紡繊維>
下記の草木染で、染められる素材については染めることは可能です。繊維の種類によって同じ植物でも色の濃淡が現れます。それが、いい風合いになる場合もございます。
染められる素材は、天然繊維とは動物繊維のシルクやウール、植物繊維のコットン、リネン、バンブー、レーヨン(木材パルプ)、紙などです。
ポリエステル、ナイロンは、草木染には適しておりません。
植物染料
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媒染剤
縫製品
前処理剤
ソルバックスPS-900|濃染処理剤、ソルベンCA|糊抜き剤
大容量販売