●捺染：

溶かした染料を捺染糊に入れた「色糊」を使い、型や版を使って布に模様をプリントする染色技法

●手描き：

溶かした染料を使って、模様を描きます。

染料がにじむ場合は、少量の捺染糊を加えて染料液に粘りをもたせます。

＝ 染料の定着作業・条件 ＝

2種類の技法で使用する染料は、染料を溶かした液に浸して染める染料と同じ染料を使います。

高温の蒸し器の中で1時間蒸していただく必要があります。

下記の材料は、大島紬の作業工程の摺り込み作業に長年使用していただいております。

＝ 染められる素材 ＝
綿・麻・レーヨン・絹・羊毛・ナイロン。
＝ポリエステル＝
捺染・手描きする場合は液体顔料を使います。

材料：

綿・麻・レーヨンなどの植物由来の繊維を染める場合
【直接染料】を使用します。
絹・羊毛・ナイロンなどの動物由来の繊維

【酸性・含金染料】を使用します

●メイプロガムNP：

捺染糊。溶かした染料に粘りをもたせて、にじみ止めの役割をする。

●セレナゾールPDN：

染料溶解剤

●プロテクトールN：

捺染糊の防腐剤

●ホワイトクリーナM：

白場汚染防止剤。蒸して、染料定着後の洗いに使用して未定着の染料を落としやすくします。

反応染料の捺染は、材料は精査中です。

捺染糊のアルギン酸ソーダは販売しております。